平成29年度薬学生涯研修講座
「医療薬学最前線」
~再生医療と地域医療~
◆日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師制度2単位◆
平成29年度薬学生涯研修講座が平成29年2月25日(日)、レイアップ御幸町ビルCSA会議室にて行なわれました。
超高齢社会を迎えた我が国では疾病の様相も大きく変化しており、それに伴い薬学領域の研究開発、国や地方自治体の薬事行政、病院や薬局における薬剤師業務も急速に変わっています。
今回の研修会では、テルモ株式会社心臓血管カンパニーの神津隆基先生より世界初の心不全治療用の再生医療製品「ハートシート」の開発と展望を、また岐阜薬科大学准教授の林秀樹先生からは、岐阜薬科大学で新たに開設した地域医療薬学の取り組みに関する最新情報の紹介、静岡県薬剤師会副会長の岡田国一先生からは平成30年に行われる介護報酬と診療報酬の同時改定の目指す医療の方向性について講演をいただきました。
講演後の質疑応答では、各講師への活発な質疑応答が行われ、薬剤師の今後について議論する貴重な機会となりました。
薬学部同窓会と薬学部の共催で行われる講座は今年も盛況
座長の渡邉学理事、高橋千恵子理事
ハートシートについて ~テルモの再生医療への取り組み~
神津隆基 先生
地方公立大学の取り組み ー地域医療、災害医療における薬剤師業務ー
林 秀樹 先生
介護報酬と診療報酬の同時改定の目指す医療の方向性
岡田国一 先生
平成29年度薬学生涯研修講座運営委員会 委員長 若林敬二
問合せ先:静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)事務局
メールアドレス shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
薬学系就職説明会のご案内(2018)
静岡県立大学薬学部との共催で、平成30年4月21日(土)に就職説明会を開催いたします。つきましては、標記説明会にご参加いただく病院、薬局、企業等を広く募集いたします。
主催:静岡県立大学薬学部
共催:静薬学友会(静岡県立大学薬学部同窓会)
薬学系就職説明会2018 ←3ページ目が参加申込用FAX用紙です
記
【開催日時】平成30年4月21日(土)午後2時〜4時(受付1時~)
【会場】静岡県立大学学生ホール1階 学生食堂および講堂ロビー
【参加団体の申込方法】薬学系就職説明会申込書の3ページ目の申込書をファクスにてお送り下さい。必要事項をご記入の上、メールでも受け付けます。
【登録締め切り】3月23日(金)先着順で定数になり次第、受付終了します。
【参加登録費】無料
【学生の申込方法、会費】事前申し込み不要、直接会場にお越しください。会費は無料です
【問合せ、申込先】
◆薬学部薬局管理学教室
谷澤康玄(やざわ やすはる)
電話、Fax / 054-264-5855(※昨年と異なります)
メール/ yazawa@u-shizuoka-ken.ac.jp
◆静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)
静岡県立大学「第16回薬学講座」
日 時:平成30年1月17日(水)14:40~17:00
場 所:静岡県立大学大講堂
参加費:無料
主催:静岡県立大学薬学部
参加:当日直接会場にお越しください。会員以外の一般参加も受け付けます。
問い合わせ先:静岡県立大学薬学部
担当 谷澤康玄(臨床薬剤学講座)(054)264-5857
【プログラム】
司会 山田 浩 薬学部学生委員長・教授
14:35 学生着席終了
14:40 開会の辞 鬼頭 宏 学長
14:45 薬学講座 【薬害】(座長:賀川 義之 薬学部長)
演題:薬害肝炎との闘いを通じてのメッセージ
講師:薬害肝炎全国原告団 代表 山口 美智子 氏
15:45 休憩
15:55 薬学講座 【創薬】(座長:鈴木 隆 薬学研究院長)
演題: 企業業務遂行に役立った大学で学んだ知識と入社後 新たに要求された知識
講師:大正製薬株式会社 理事・QA本部長、薬事部長
大澤 勝一 氏
16:55 閉会の辞 今井 康之 副学長
17:00 終了
◆薬学系就職説明会が行われました◆
平成29年4月15日(土)、静岡県立大学学生ホールにて静岡県立大学薬学部と静薬学友会の共催で就職説明会が開催されました。
昨年に引き続き今年も静薬学友会OB(静岡県立大学薬学部同窓会)による「就職についてのお悩み相談コーナー」が設置され、多くの学生が訪れていました。進路や就職先選びについて積極的に質問をする学生に対して、製薬会社、病院、薬局など様々な立場から、OBが丁寧に時間をかけて質問に答えました。
静薬学友会OBのブースには次々に学生が訪れていた
アドバイスを行う静薬OB
◆静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)
メールshizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
訃 報
前薬品資源学分野教授 宮瀬敏男先生が、平成29年4月18日に逝去されました。通夜および葬儀は下記の通り執り行われます。
記
通 夜 平成29年4月20日(木)18時~
葬 儀 平成29年4月21日(金)10時~
喪 主 宮瀬貴久 様(宮瀬先生の甥)
式 場 (通夜・葬儀共に)
セレモニーホール内子
〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子1397
TEL:0893-44-6444 FAX:0893-44-7444
静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)事務局
email: shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
平成28年度成績優秀者賞、および岩﨑賞の表彰式が、平成29年3月17日(金)の薬学部学位記伝達式にて執り行われ、薬学部に於いて一般教養も含め、すべての課程で最も優秀な成績を修めた学生に贈られる「成績優秀者賞」と、薬学部専門課程において最も優秀な学生に贈られる「岩﨑賞」がそれぞれ、薬学科(6年)薬科学科 (4年)の卒業生に贈られました。
なお、静薬学友会からは副賞として記念品(商品券)を贈呈いたしました。
受賞者は次の通りです。
●成績優秀者賞
薬学科(6年) 藤瀬 裕貴 (統合生理学分野)
薬科学科(4年) 塚田 遼太 (薬物動態学分野)
●岩﨑賞
薬学科(6年) 有泉 早紀 (医薬生命化学分野)
薬科学科(4年) 沖嶋 杏奈 (医薬生命化学分野)
薬科学科(4年) 高杉 昇平 (医薬生命化学分野)
以下、受賞者コメントを掲載いたします。
平成28年度成績優秀者賞受賞にあたり
藤瀬 裕貴 (薬学科6年 統合生理学分野)
この度は、この様な名誉ある素晴らしい賞を頂けたこと、大変光栄に思います。これは決して私だけの力ではなく、先生方、家族、友人など、私の生活を支えてくださった全ての人々のおかげです。頂いた副賞を皆で山分けしたいくらいです。心より感謝申し上げます。
大学での6年間、大変多くの事を学ばせていただきました。特に研究室での生活は、人生で最も楽しいと心から思えるものでした。ここでの経験を生かし、新たな環境でも力を発揮し、仕事を楽しめる社会人になりたいと考えています。
藤瀬 裕貴さん
平成28年度成績優秀者賞受賞にあたり
塚田 遼太 (薬学科4年 薬物動態学分野)
この度は、成績優秀者賞を頂けたことを大変嬉しく思っております。これも偏に先生方をはじめ友人達や家族など、様々な方のご支援のおかげです。この4年間は恵まれた環境の中で心置きなく勉学や研究に向き合うことができ、その中で自分の成長を感じることが出来ました。
このような賞を頂けたことを糧に大学院に進学後も知識・技術を磨き、社会に貢献できる研究者になれるよう精進します。
塚田 遼太さん
平成28年度岩﨑賞受賞にあたり
有泉 早紀 (薬学科6年 医薬生命化学分野)
この度は、岩﨑賞を賜り大変光栄に存じます。
人の健康や薬の作用への興味から薬学を志した私にとって、勉学や研究に没頭したこの6年間は、非常に有意義な時間でした。岩崎賞の受賞、及び充実した大学生活は、周囲の方々のお力添えあってこそのものです。多くの方に恵まれ、かねてからの夢であった薬剤師として新たなスタートラインに立つことができました。温かく支えてくださった皆様に、心より深く感謝申し上げます。
今後も、自分の信じた道により一層邁進していきたいと思います。
有泉 早紀さん
平成28年度岩﨑賞受賞にあたり
沖嶋 杏奈 (薬科学科4年 医薬生命化学分野)
この度は、このような素晴らしい賞を頂戴し、誠に光栄に存じます。大学での4年間は、恵まれた環境で勉学や研究に励むことができ、笑顔の絶えない生活でした。これは適切なご指導ご鞭撻を賜りました先生方、共に切磋琢磨した友人たち、そして常に支えてくださった家族のおかげです。心より感謝申し上げます。
今後は大学院に進学し、一人前の研究者として社会に貢献できるよう、より一層努力を重ねてまいります。
沖嶋 杏奈さん 高杉 昇平さん
平成28年度岩﨑賞受賞にあたり
高杉 昇平 (薬科学科4年 医薬生命化学分野)
この度は岩﨑賞という素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。学部生活の4年間は、薬学の基礎を中心に様々なことに興味を持ち、真摯に向き合うことで自分を高めることができたと思います。このような充実した生活を送ることができたのも、熱心にご指導してくださった先生方、支えてくださった家族や友人たちのおかげだと思っています。
大学院に進学後は専門知識と技術を身につけ、社会に貢献できる研究者になれるように努力していきたいと思います。
静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)事務局
email: shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
Tel 054-265-8763 Fax 054-265-8769
(事務局在室時間 10:00~15:00)
平成28年度薬学生涯研修講座
「安全・安心な薬物療法に向けて」
~医薬品の安全性の確保~
◆日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師制度2単位◆
平成28年度薬学生涯研修講座が平成29年2月26日(日)、静岡県男女共同参画センターあざれあ大会議室にて行われ100名の参加者で会場が埋まりました。
今回は医薬品の適正使用、安全性の確保の視点で、各方面でご活躍の先生方にご講演をいただきました。
今、患者のための薬局ビジョンとして健康サポート機能を有する「かかりつけ薬剤師」のいる薬局が求められており病院に於いては他職種とのチーム医療の中で薬剤師としてさらに高い専門性が期待されています。
薬学部同窓会と薬学部の共催で行われる講座は今年もほぼ満席
座長の北川俊朗理事と運営委員長兼座長の若林敬二理事
創薬・育薬に於いても薬学的知識がますます必要とされる昨今、医療にかかわる様々な職域の立場からご講演を頂き、いかに安全・安心な薬物療法を提供できるか様々な事例から情報を得る貴重な機会となりました。
■当日の講演スライド資料をダウンロードできます。アクセス方法は末尾を参照下さい。
「医薬品安全性学のススメ~薬剤師はクスリの”おまわりさん”です」
宇野勝次先生
「光毒性リスクを回避する医薬品安全性試験法:基礎からレギュレーションまで」
尾上誠良先生
「医薬安全性への思い ~製薬会社の患者志向への取り組み~」
大箸義章先生
「安全で安心な薬物療法を提供していくための病院薬剤師の取り組み」
瀧 祐介先生
「安全・安心な薬物療法に必要な薬局薬剤師の視点」
大森智史先生
■平成28年度薬学生涯研修講座スライド資料ファイルダウンロードはこちら
会員専用サイト「マイページ」にログインいただくとフロントページに「ファイルダウンロード用パスワード」が記載されています。
平成28年度薬学生涯研修講座 於あざれあ H29.2.26
平成28年度薬学生涯研修講座運営委員会 委員長 若林敬二
問合せ先:静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)事務局
メールアドレス shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
訃報
静岡県立大学名誉教授三輪匡男先生(74歳)
元生体情報分子解析学分野教授
元薬学部長・名誉教授の三輪匡男先生は、昨日脳梗塞のため永眠されました。
通夜および告別式は下記の通り執り行われます。
記
通夜
日時 平成29年2月2日(木)18時より
場所 平安祭典静岡「あいネットホール新川」
静岡市駿河区宮本町8-10
TEL 054-285-1411
告別式
日時 平成29年2月3日(金)15時より
場所 平安祭典静岡「あいネットホール新川」
静岡市駿河区宮本町8-10
TEL 054-285-1411
喪主 三輪登志子 様(奥様)
平安祭典静岡「あいネットホール新川」
http://www.heiansaiten.net/sougi/shinkawa.html
平成27年度成績優秀者賞、および岩崎賞の表彰式が、平成28年3月17日(木)の薬学部学位記伝達式にて執り行われ、薬学部に於いて一般教養も含め、すべての課程で最も優秀な成績を修めた学生に贈られる「成績優秀者賞」と、薬学部専門課程において最も優秀な学生に贈られる「岩崎賞」がそれぞれ、薬学科(6年)薬科学科 (4年)の卒業生に贈られました。
なお、静薬学友会からは副賞として記念品(商品券)を贈呈いたしました。
受賞者は次の通りです。
●成績優秀者賞
薬学科(6年) 中西 南帆 (免疫微生物学分野)
薬科学科(4年) 荻野 水紀 (薬物動態学分野)
●岩崎賞
薬学科(6年) 稗田 蛍火舞 (分子病態学分野)
薬科学科(4年) 丹羽 智紀 (医薬品創製化学分野)
以下、受賞者コメントを掲載いたします。
平成27年度成績優秀者賞受賞にあたり
中西 南帆 (薬学科6年 免疫微生物学分野)
この度は成績優秀者賞を賜り、大変嬉しく思っております。
これも熱心にご指導くださった先生方をはじめ、共に学び切磋琢磨した友人たち、6年間の学生生活を支えてくれた家族のおかげです。たくさんの方のお力添えをいただいて学業や研究に打ち込める環境に身を置き、充実した学生生活を送れたこと、深く感謝しております。
勉学に励みこのような賞を頂けたことを糧に、今後は薬剤師として目標を持って邁進していきたいです。
中西 南帆さん
平成27年度成績優秀者賞受賞にあたり
荻野 水紀 (薬科学科4年 薬物動態学分野)
この度は、成績優秀者賞を受賞させて頂き、大変光栄に思います。
4 年間の大学生活は、薬学の勉強、そして研究に対して向き合い、真剣に取り組むことで学業面及び生活面において非常に多くのことを得ることが出来ました。これも今まで私を支えてくれた家族、共に学び高めあった友人、熱心なご指導を頂いた先生方のおかげです。心より感謝申し上げます。
進学後は、社会に貢献できる研究者になれるようこれまで以上に知識、技術を磨き努力したいと思います。
荻野 水紀さん
平成27年度岩崎賞受賞にあたり
稗田 蛍火舞 (薬学科6年 分子病態学)
このような素晴らしい賞を頂き、大変嬉しく思っております。
ある難病患者のもっと生きたいという悲痛な姿に心動かされ、薬学を学ぶ志を立てました。
静岡県立大学での6年の歳月は私の薬学への興味をさらに掻き立て、研究室においては海外の学会に参加して得た最新の知見から視野を世界に広げる必要性を学び、多数の研究者との共同研究は私を研究者として進むべき道に方向性を与えてくれました。
健康でありたいと願う人々の思いに真摯に寄り添い、その思いに、薬学の研究成果で応える研究者を目指すことを誓い、お世話になった方々への感謝の言葉にしたいと思います。
稗田 蛍火舞さん
平成27年度岩崎賞受賞にあたり
丹羽 智紀 (薬科学科4年 医薬品創製化学分野)
この度は岩崎賞という素晴らしい賞を頂き、大変光栄に思います。このような賞を頂けたのも、熱心に指導してくださった先生方や、ともに切磋琢磨した友人たち、学生生活を支えてくれた家族のおかげであると思います。恵まれた環境の中で薬学に興味を持ち、学ぶことができました。
大学院に進学してからは自ら考え、実行できる専門知識と技術を身につけ成長できたらと思います。
丹羽 智紀さん
静岡県立大学薬学部同窓会(静薬学友会)事務局
email: shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
Tel 054-265-8763 Fax 054-265-8769
(事務局在室時間 10:00~15:00)