静薬学友会会長挨拶

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会長挨拶

早いもので、代表就任後1年が経ちました。会員各位におかれましては、日頃より、静薬学友会の活動にご理解とご支援をいただき、役員を代表してお礼申し上げます。

会員の皆様方におかれましては、昨年春に武漢で確認された新型コロナウイルスによるパンデミックの発生に伴い、リモートワークや自粛生活を余儀なくされ、食生活の乱れや運動不足と相まって何かとストレスのたまる毎日を送られていることと思います。

私ども静薬学友会の活動におきましても、新型コロナの感染の影響を受け、1年半以上にわたって、一堂に会する対面での会合は控えざるを得ない状況が続いており、このため、理事会、社員総会は、新たに、ZOOMを利用したリモート会合により開催しております。また、この4月には、主として関東地区在住のOB、OGの協力を得て、学生に対する就職説明会(進路相談を含む)もリモートで開催しました。

また、地区同窓会におきましても、本部同様、活動が制限されていますので、本部で始めたZOOMシステムを無償で地区同窓会の活動にも生かしていただくことにより、今後、少しでも活動が促進されることを期待しております。

このように、静薬学友会の活動は、コロナ禍の収束の目途が立つまでは、ZOOMによるリモート会合を主体とした活動となりますが、一堂に会する手間は省けるというZOOMの利点は理解できるものの、対面による会合と比較して、人と人との触れ合いなど、やや臨場感に欠ける点が気になります。したがって、今後、ワクチン接種により集団免疫を獲得し、自粛生活が解除された場合には、必要な会議については、以前のような対面による活動に戻りたいと考えています。

ところで、静薬学友会は、創立百周年を機に、2018年春に、一般社団法人となり、これまでの親睦を旨とした同窓会から、社会との関わりの明確化、組織としての透明性の確保、コンプライアンスの順守等の強化を図ったところです。

法人化後、既に3年が経ちましたが、その間、まずは、学生の将来の職業選択に対する早期意識付けを行うため、県立大学薬学部に寄附講座を開設し、各界で活躍する先輩諸氏を講師として招聘し、臨場感のある講義を開始しました。

他方、静薬学友会としましては、これまで抱えてきた未解決の課題、すなわち、一つは、地域医療に貢献できる法人に進化することであり、もう一つは、静薬学友会自身の運営の安定化の課題でありますが、これらの課題については、有識者のご意見もいただきながら、関係者で2年近くにわたり、検討を重ねてきました。

その結果、静薬学友会とは別に、有志により新たに株式会社としての運営管理会社を設立する、静薬学友会は運営管理会社と協同して、地域医療の向上や人財育成に貢献する、静薬学友会は、運営管理会社に対し株主として参画し、毎年、配当金のほか収益の一部を寄付金として受け取ることにより運営の安定化を図る、という趣旨の提案を取りまとめました。

本提案は、新設する運営管理会社の定款案とともに、今年の5月開催の理事会及び6月開催の社員総会に上程され、承認をいただいた後、7月15日に登記が完了し、発足する運びとなりました。

運営管理会社においては、今後、定款に沿い、具体的な事業の検討が進められることとしていますので、今後の活動状況につきましては、後日、機会を見つけ紹介をさせていただきたいと思います。

このような形で、本学薬学部の卒業生有志が、新たに起業することは他大学薬学部においても、あまり例がないものと思います。加えて、コロナ禍の収束が未だ見えない状況の中での船出となりますので、協同して事業を担う学友会としても極めてチャレンジングな仕事となることが想定されます。

しかしながら、静薬学友会執行部としましては、同窓会の活動にとどまらず、地域医療に貢献しうる組織に変容するという強い覚悟の下、一丸となって新規事業に取り組む所存でいますので、会員各位におかれましては、なお一層のご理解とご支援のほど宜しくお願い申し上げます。 

令和3年10月1日

一般社団法人静薬学友会 会長 安倍道治 (昭和46年卒)                     

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